私ってHSP?人前に出る仕事は向いていない?
「人前に出る仕事をやってみたい」でも、
「人前で話をするのが苦手」
「何をするにも考えすぎてしまう」
「人が怒られていると自分が怒られている気分になる」
自分のことだと思った方もいるのではないでしょうか?
もしかするとHSPという気質のためかもしれません。
HSPはイギリスの心理学者アーロン博士によって定義されたHSP(Highly Sensitive Person)の略語で、日本語に訳すと「とても敏感な人」人よりも共感性が豊かで、繊細で敏感な人ということになります。
HSPの4つの特徴について詳しくお話します。
①深く処理する
②過剰に刺激を受けやすい
③感情の反応が強く、特に共感力が高い
④些細な刺激を察知する
ここからは、4つの特徴についてさらに詳しく例をあげていきます。
①深く処理する
・様々な可能性を考え、なかなか決断できない
・深い質問をする
・行動するのに時間がかかる
・物事を深く捉えたり、考えたりする
これらに共通するのは深く考えることができる力です。
②過剰に刺激を受けやすい
・大きな音にダメージ受ける
・寒さ、暑さ、湿度、自分に合わない服に文句を言う
・人に見られている場所では実力がでない
・痛みに敏感
これらに共通するのは刺激を敏感に受けやすい特性です
③感情の反応が強く、特に共感力が高い
・涙もろい
・人の心を読むことに長ける
・物事の一つ一つを深く感じる
・他人のストレスによく気づく
敏感に反応し共感力もあるため、自分の出来事でなくても自分のように反応してしまいます。
④些細な刺激を察知する
・小さな音、微かな匂いなど細かいことに気づく
・人や場所の外見上の小さな変化に気づく
・相手の表情、声のトーン、視線、あざ笑いなどに気づく
・相手が何を思っているか何となくわかる
些細なことにすぐに気付けるのが特徴です。
いかがでしたか?
自分に当てはまると思った方もいるかもしれません。
HSP気質をもった人が苦手なこと
「それだけの言葉で傷ついちゃうの?」
「相手だって悪気ないんだから水に流しなよ」
「そんな事気にしていたらやっていられないよ」
こういったことを言われて傷ついた経験はありませんか?
HSPの方は敏感で繊細、感受性が豊かです。
HSPを公表している芸能人
自分はHSP気質を持っているから、人前に出るのはむいていないかも。諦めようと思っている人もいるかもしれません。
しかし、最近ではHSPであることを公表する芸能人の方も増えてきました。例えばロンドンブーツ1号2号の田村淳さん、ベッキーさんも自分がHSPであることをメディアで公表しています。芸能人が公表することによりHSPの認知度や理解が更に上がっているのは良いことだと思います。
HSPの人の長所
確かに繊細で、敏感すぎて生きづらいと感じる事もあるかもしれません。
こちらはHSPの人によく当てはまる長所5選です。
①細やかな気配りができ慎重に動ける
②人の気持ちに共感できる
③笑顔を絶やさず振る舞える
④落とし物や忘れ物が少ない
⑤人の良いところを見抜ける
人前にでることが苦手、と思っているあなたでも
仕事現場での、気配りや気遣いなど、人から好かれる資質を沢山持っているんです。その分、あなたは人の辛さに共感できたり、細やかなことに気配りができる長所を持っています。
長所を生かして、あなたの存在で誰かが幸せにするということを心がけてくださいね。
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